2017年1月21日土曜日

カーボンバイクの音鳴りについて

そういえば、カーボンバイクを初めて買う人だと知らずに
欠陥品だ~ってなりがちな音の話をします。

まず極論から言うと、振動や段差で音が鳴るレベルで
痛んでたら目に見える傷やクラックがあるはずですので、
目で見てわからないレベルなら違うことが原因です。

疑うべきは、ペダル、BB、シートポスト、シート、ステム、ハンドルです。
フレームから響いてきてるように聞こえても、カーボンフレームが
他の音を反響させたりしてるだけの可能性があります。

まずペダルできれば違うペダルがあれば変えましょう。
なければ一度外し手で回して見ましょう。違和感があれば
それが原因です。 なければねじ部分にグリスを塗り締め付けなおしましょう。
 これが原因の場合は、カチカチ音がする場合が多いです。

次に簡単な シートポスト、シート、ステム、ハンドルですが、
それぞれ締め付けが甘くて音が鳴りそれがカーボンフレーム
のおかげで大きな音になっている可能性があります。
一度外して、ねじ部分にグリスを塗り、締め付ける相手が
カーボンであればカーボン用のグリスを塗って締めなおしましょう。
キシキシ、カタカタ、カチカチ音がする場合が多いです。

次にBBなんですが、正直これはほかの原因をつぶしてダメなら
まずクランクを抜いてみてみましょう。
クランクの軸に傷がある場合は、BBが原因の可能性が高いです
次にクランクを外したあとBBのベアリングを手で回して違和感が
ある場合、これもBBが原因の可能性が高いです
BBが原因である可能性が高い場合は交換しかないですが、
圧入型の場合は交換リスクがあるので、その点を考慮して
交換のメリットとリスクを検討しましょう。

あとカーボンフレームはしなりがあります。
そのしなりのおかげで乗り心地がいいのですが、
メーカによって違いがありますが、その際に
きしむような音がする場合があります。
それでフレームが痛むんじゃないかと心配する
人がいますが、海外では、石畳とか舗装がひどい
とこでレースがおこわわれています。
プロが使う軽量フレームでも、落車さえなければ
壊れないんだから、一般販売用のフレームなら
猶更平気です。

あと今では、MTBのダウンヒル用にすらカーボン
フレームがありますので、とがったもので一か所
に応力をかけさえしなければ、壊そうと思っても
壊すのは難しいです。
一番衝撃を受けやすいフォークに至っては落車しなければ
崖から落ちてもタイヤからなら耐えきっちゃうんじゃないかな?
正直アルミのハイエンドモデルのほうがもろいぐらいです。

ただ一点気を付けないといけないのは、締め付けトルクです。
カーボン製のものを締め付ける場合は、トルク管理を間違えると
簡単に破砕できます。

特に怖いのはシートポストで、締め付けすぎてて
ひびが入っていると振動で途中で折れることがあります。

その場合、おしりに刺さることになり大変危険です。
注意しましょう。





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