2017年1月22日日曜日

雪道の走行について

愛媛では雪は積もらないとか考えている人もいると思いますが、
ちょっと町を離れて2~3Kmほど山に行けば、この通り雪道があります。

まあこんなところを好き好んでヒルクライムするバカは私ぐらいだと思いますが
私が雪道を行くときに気を付けていることを書きます。

まずロードバイクで行くのは最初から無理です。正直このレベルの雪があると
ロードバイクで行くのは、自殺行為です。
あとDISKブレーキ以外の自転車も自殺行為です。
ホイールに雪がついて止まらなくなったりします。
 
次に、MTBでもスリックだと滑って危険です。ブロックのほうがまだましです。
できればファットバイク並み太さのタイヤとスパイクがほしいところです。

ロードでもスパイクタイヤがありますが、このレベルだとあんまり役に立ちません。
細いタイヤがそのまま沈んで、まともに進むことすら困難で、最悪車体までめり込みます。
ロード用のスパイクは、氷結路用と考えたほうがいいです。

MTBでもできるだけ太いタイヤを履いてタイヤの空気圧を下げます。
下げて少しでも面積を稼がないと雪に沈む一方で前に進めません。

次にできれば轍を避けましょう。轍の部分は走りやすそうに見えますが、
圧縮されて氷になっていて滑ったり、タイヤを取られて逆に危険です。
新雪の部分のほうが進むのに力がいりますが、タイヤを取られにくいです。

轍しかない場合は、できるだけ太い轍を通りましょう。

ただ今回の写真のような場所の場合、崖側は、どこまでが道かわからないので、
道の真ん中か崖と逆サイドを通りましょう。崖の逆サイドも溝が隠れている場合
があるので一番端っこは危険です。

そして登りはつらいだけで何とかなりますが、危険なのは下りです。
写真の場所は、平均勾配13%くらいの坂で、帰りはこれを下りましたが
轍で滑ったり、タイヤを取られそうになったりするのもありますし、
あまりの寒さに握力がなくなりブレーキをかけにくくなることがあります。
できる限りゆっくり確実におりましょう。

以上 雪道の走行についてでした。






0 件のコメント:

コメントを投稿