2017年1月24日火曜日

チェーン洗浄

私は、チェーン洗浄にはクレ556を使ってます。
ここは重要なのですが、洗浄にです。

クレ556は灯油がほぼ主成分です。逆に言えば灯油を
ガスで噴射でき、デグリーザーの代わりにできます。

よくスポーツバイクのチェーンにクレ556はだめだという
人がいますが、そういう人でもチェーンの洗浄には灯油を
使ってたりします。

確かにそれだけでは駄目ですが、そのあとにチェーンルブを
さすのであれば何ら問題はありません。

それで洗浄方法ですが、まずクレ556をしみこませた
ウエスでチェーンリング、スプロケット、プーリを
キレイにふき取ります。

あくまで薄めに塗ったもので拭いてください。周りに飛び散ると、
塗装などにダメージを与える危険があります。
まあ実は下手なチェーンデグリーザーよりかはましなんですが・・・

そのあとタイヤとチェーンステーの間にビニールのゴミ袋を
差し込みます。これはタイヤにかからないようにするのがメインの目的です。

その際にできればチェーンステーにはテープで巻きつけておいてください。
これは、カーボンフレームの場合、塗装面にダメージがいくと
致命的な問題になりがちだからです。
 
次に、チェーンステーの下側のチェーンにたっぷり目にクレ556を吹きかけ、
少し待ちます。少し待つと汚れが溶け出し、黒い油が垂れ始めますので
歯ブラシで磨きます。柔らかめの歯ブラシでやればチェーンの内側も
磨けます。四面とも磨けたら一度ウエスでふき取りもう一度クレ556を
吹きかけます。垂れたオイルが黒ければまだ掃除が不十分なので
もう一度、きれいになっていたらウエスでよくふき取って、
チェーンを回し汚れているところをきれいにしていきます。

その際に注意点ですが、吹きかけながら回しては絶対にダメです。
特にカーボンバイクは、塗装面にできるだけダメージを与えない
ようにしないとだめなので 、吹きかけながら回すと周りに飛び散り
予想外の場所の塗装にダメージを与えてしまう場合があります。

そしてすべてがきれいになったらお好きなチェーンルブをさします。

これで終了です。

洗剤タイプのデグリーザやパーツクリーナを使うと油を落としすぎたり、
それの除去に手間取りますが、クレ556ならすぐ揮発してなくなりますし、
油は油ですので、問題ありませんし、あと詰まった泥や金属粉も吹き飛ばせますし
意外と手間もかからずきれいにできますので、一度試してみてもいいかもです。

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